精神科や心療内科に通院している方、検討している方へ
私は、精神科や心療内科、
「薬を飲む」ことを、
一概に否定している訳ではありません。
ただ、
その悩みは、
薬じゃ治らない。
そうお伝えしたいケースがたくさんあるのも、事実です。
精神科や心療内科は「薬物治療」が基本。
まず、大前提として知って頂きたいのが、
日本の精神科や
心療内科の治療は、
薬物治療がメインという事実です。
精神科医が直接
「カウンセリング」を行うことは、
ほとんどありません。
薬の処方をするために、
あくまで「診察の範囲内」で、
簡単な相談や
話に乗ってくれるイメージです。
私はこれまでに、
1000名以上の「通院している方」の
カウンセリングを行ってきましたが、
お話を伺うと、
95%以上の方が 薬物治療対応
となっていました。
くり返しますが、
お薬が必要、効果的なケースは
間違いなくあるので、
私は、薬物治療を
否定する訳ではありません。
ただ、その人の 悩みや状態によっては、
◆薬では治らない。
◆カウンセリングを併用した方が、治りが早い。
◆根本解決を考えるなら、カウンセリングが必要。
そう思うケースが、結構ある、ということです。
![](https://i-balance.jp/wp-content/uploads/2021/06/mental-health.jpg)
例えば、うつになって休職中、通院中のケース
例えば、
次のようなよくあるケースも、
カウンセリングを併用した方が
良いと思われるケースです。
会社で仕事を頑張りすぎて、
体調を崩してしまい、
病院に行ったら「うつ病」と診断された。
うつ病の治療には、
まず第一に「休養」、
そして、抗うつ薬などの「薬物治療」が
スタンダードとなっています。
また、会社を休職するためにも、
病院の診断書と通院は、
セットで必要になりますね。
だから、
休職をする=「通院と服薬」はセットとなるのが実情です。
では、
お薬と休養を取っていれば、
うつ病は回復するのか?
もちろん、それで回復するケースもあります。
ですが、これが実は、
ケースバイケースなのです。
特に、
◆普段から、仕事を頑張りすぎるタイプで、うつ病になってしまった人
◆普段から、人間関係全般が苦手で、断ることができない人
◆普段から、いろいろ考え過ぎたり、不安になったりしやすい人
このようなケースの時は、その人自身の
「頑張りすぎる」
「いろいろ考え過ぎる」
「NOと言えない、断れない」
「周りを過度に気にしてしまう」
・・・などの部分について
アプローチをしないと、根本解決になりません。
会社に復職したら、
また再発する可能性があります。
また、「休養」するために
休職しているのに、
会社のことや将来の不安を
ずっとグルグル考えてしまっていて、
ちっとも「休養になっていない」。
そのため、回復が遅れている。
そんなケースも、意外と少なくないんです。
![悩む](https://i-balance.jp/wp-content/uploads/2021/03/3107512_s.jpg)
カウンセリングが必要かどうか、見立てることができます
私は大手企業の産業カウンセラーとして、
通院中、休職中の方のカウンセリング実績も、豊富に持っております。
また、アイバランスは
公認心理師という国家資格を保有しています。
公認心理師として、
主治医の許可があれば、
病院の治療方針に沿った、
連携した対応をとることもできます。
![アイバランスのカウンセリング風景](https://i-balance.jp/wp-content/uploads/2020/12/4a131c11905508aa6d2c7189fa8f4f3d-300x200.png)
ちなみに 病院でも、
専門の心理職スタッフがいて、
認知行動療法やカウンセリングを
提供してくれる所はあります。
そちらを併用なさることも、
もちろんお薦めです!
(なお、保険の利かない自費診療になることが多いようです。)
アイバランスでは、
病院の心理職スタッフが提供するのと、
同等あるいはそれ以上、
あるいは、
病院とはまた 違った切り口で、
対応している自負があります。
特に、ご本人の性格や思考グセ、
トラウマなどがあるケースには、
多数の相談実績があります。
1つの選択肢として、
ぜひご検討くださいませ。