前の記事のおさらい
前回の記事では、
素直で真面目な人、
頭がいい人ほど、
情報をとる時に持っていてほしい、
「2つの大切な意識」がある、
というお話をしました。
その意識は、以下の2つ。
①複数視点
「こんな意見も、あんな意見も、あるんだな」
②自由な選択イシキ
「今の私は、こちらを選択しよう」
詳しくは↓をご覧ください。
前記事「素直でまじめな人ほど必見!情報との接し方・その1」
2つのイシキを持つために「おすすめの3つ」をご紹介
今回の記事では、
上記2つのイシキを持つために
効果的な「おすすめの3つ」を
ご紹介します。
【1】複数のメディア・人物から情報をとる習慣をつける
【2】浅田すぐるさんの「イチラボ」や「アフターコロナの歩き方」を視聴する
【3】「事実はない。複数の解釈があるだけ」という考え方を知る
【1】複数のメディア・人物から情報をとる習慣をつける
新聞、テレビ局、ネットニュース、
ツイッターや facebookなど
SNSに流れている情報においても、
意外と
「注目される話題」や
「取り上げられるニュース」に、
偏りや違いがある
ことは、ご存知でしょうか。
例えば facebookなどは、
・「あなた」がよく見ている情報、
・「あなたや友人」がいいね!
をつけている投稿、
などを分析して、
・あなたが興味ありそう、
・あなたに宣伝したい、
そんな情報を、優先的に
あなたのフィードに流しています。
各新聞社、各報道局の
その案件に対する
「解釈」や「取り上げ方」にも、
カラーや違いがありますね。
よく「右の読売、左の朝日」なんて
言い方がされます。
池上彰さんも、
「池上彰が解説「今さら聞けない新聞の読み方」(週刊東洋経済プラス)の記事で、
以下のように説明していました。
▼上記記事より引用
大ざっぱにいえば、「朝日・毎日・東京」がリベラル・左、「読売・産経」が保守・右、真ん中に「日経」があるといった構図でしょうか。
例えば、憲法改正について、朝日新聞・東京新聞には、反対集会や批判的なコメントが多く取り上げられ、賛成する人のコメントは目立ちません。逆に読売新聞・産経新聞には、賛成する意見ばかりが多く掲載される傾向があります。
池上さんも上記記事で
警鐘を鳴らしていますが、
だからこそ、
・それをそのまま「うのみ」にしない。
・あくまで一意見、あくまで一視点と見る。
その冷静さが大切ですね。
「大手新聞社が そう報道しているから」
「専門家がデータを出して、そう言っているから」
それだけで、
それをそのまま「真実」「正しい」と
受け取ってしまわない。
セカンド・オピニオン、
サード・オピニオンも意識する。
私もこの記事を書いたことで、
改めて、気をつけたいと思います。
【2】浅田すぐるさんの「イチラボ」や「アフターコロナの歩き方」を視聴する
上のようなことを
深く強く認識するために、
有料にはなるのですが、
以下の 浅田すぐるさん配信の動画学習もおすすめです。
◆オンライン動画学習コミュニティ「イチラボ」
◆イチラボの特別増刊号「アフターコロナの歩き方」
浅田すぐるさん、ご存知ですか?
「トヨタで学んだ紙1枚にまとめる技術」で
ベストセラーとなった作家さんであり、
社会人教育の専門家でもある方です。
▼私が持っている彼の本。こちらもおすすめ。
この方の読書量や 知識教養の幅広さ、
半端ないんですよ。
1万冊は軽く読んでいるって言っていたかな。
上でご紹介した「イチラボ」も、
私はオープン時から1年以上
参加・視聴しているのですが、
毎月3~4回、
かなり内容の濃い動画を
配信してくれます。
そしてその内容が、
まさに「複数視点」なんです。
様々な視点・ものの見方・考え方、
しかも その「本質」を、
ギュギュっとまとめて、
分かりやすい動画にして、
紹介してくれるんです。
先日も、
私がカウンセリングの臨床で扱うような
(つまり、専門家でないと知らないような)
最新の脳科学、神経生理学の
知見について、
「私が知らなかった」著者さんや
本の情報から、教えてくれていたんです。
「へぇ! そんな切り口で
紹介している専門家や本があったのか!」
と、つくづく感心してしまいました。
私が苦手な、
歴史、経済、政治などの情報や視点も
教えてくれるので、
「教養」や「複数視点」を身につける、
とても良い情報源となっています。
*****
また長くなってしまったな~。(^^;)
次回「その3」で、
【3】「事実はない。複数の解釈があるだけ」という考え方を知る。
をご紹介して、このシリーズを終わりにします。
上記でご紹介した、
浅田さんの「アフターコロナの歩き方」
から学んだ、目からウロコの ものの見方です。
楽しみにお待ちください♪