子育てで悩んでいる、イライラしている、気持ちの余裕がない。
そんな子育てママに、ぜひおすすめしたい本(&サイト)です。
タイトルは、「発達障害&グレーゾーンの~」とありますが、
発達障害は関係ないわ~という一般のお母さんにも、おすすめ!
図書館にもある(守谷図書館にはありました)ようなので、
特に育児ストレスで悩むお母さんには、
第7章「育児を頑張りすぎているときの対処法編」だけでも読んでもらいたい!
たくさんの苦労と工夫をなさってきた著者だからこその、説得力。
具体的内容。そして優しい語り口。
とにかく秀逸です。
発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法
ちなみに、著者の大場美鈴さん(楽々かあさん)は、facebookなどやっている方はご存知かも知れません。
育児の「声かけ変換表」が、facebookを中心に、ネットで話題になりました。
(この声かけ変換表、ご自身のサイトで無料提供なさってますよ。)
ここでは、私が感銘をうけた、第7章の目次(本より引用)をご紹介します。
◆第7章 育児を頑張り過ぎているときの対処法編
- 子どもにイライラしちゃう →イライラは頑張り過ぎている証拠
- あれもこれも終わらない →「ふせん」で優先順位をつける
- 家事が追いつかない →チリが積もっても山にはなりません
- トラブル→怒る→疲れる→トラブル →最初の一歩で悪循環から脱出できる
- すぐに飽きる、続かない →あの手この手で続ける
- 「甘やかしている」と言われた →甘やかしとサポートを区別する
- とにかくストレスが溜まる →グチは外に出す!
- 小さなことでイラッとする →自分に「タイムアウト」する
- それでも怒ってしまう →完璧な親はいません
- 「できないこと」が気になってしまう →「できる範囲」だけでいい
- ダラダラ現実逃避してしまう →子供を感じることで現実に戻る
- 愛情が枯渇しそう →人に優しくしてもらおう(有料可)
- まったく休めない →サービスを活用し休みを確保する
- 体調が悪い。気分が沈む →自分メンテナンスを後回しにしない
- どうしたらいいのか分からない →プロに頼れば道が開ける
- もう限界かもしれない →日頃から「助けて」の訓練を
- 今の子どもがかわいいと思えない →愛情のイメージトレーニングを
- 今日は怒り過ぎてしまった →終わり良ければ全て良し
- 一体いつになったら落ち着くの? →そんな日は来ません
目次を読んだだけで、素晴らしいでしょう?
あの汐見稔幸先生の監修を受けているだけあって、内容も、とてもしっかりしたものです。
ちなみに、この「育児を頑張り過ぎているときの対処法」、10か条にまとめたPDF資料が、先にご紹介したサイトでも無料提供されていますよ。
お母さんたち(私も含めて(笑))は、本当に、毎日がんばっていると思います。
自分をねぎらいながら、無理せず、できる範囲で、やっていきましょう♪