この本は、本当に分かりやすくて、内容が濃くて、オススメです。
◆「対人関係療法」の精神科医が教える 「苦手な人」とのつき合いがラクになる本
こんな人におすすめ!
特に、以下のような悩みがある人に おすすめです!
・人に断ったりとか、NOと言ったりが苦手。
・自己主張が苦手。
・職場でマウンティングを取ってくる人がいて、ストレス。
・職場のパワハラ上司、自分勝手な同僚などに、イライラすることが多い。
・実母や姑が干渉してきたり、グチを聞かされたりするのが苦痛。
・もめたくない、嫌われたくないと思い、ガマンしたり、譲ってしまうことが多い。
・常識が通用しない人と、どう付き合っていけば良いのか分からない。
著者である精神科医・水島広子さんの本は、
本当に読みやすく、分かりやすいものが多いんですね。
クライアントさんに ご紹介することも多いです。
この本も、元々は クボタで非常勤カウンセラーとして勤めていた時に、
ある従業員さんから以下のように頼まれ、発見した本でした。
「人間関係で悩んでいるので、そのことに役立つような、心理学的な本を紹介してほしい。」
「心理学の勉強もしたい。」
「でも、難しい本は読めないから、読みやすい本を 教えてほしい。」
(↑頼むわりには、注文が多い!笑)
そこで、「人間関係、読みやすい本」と言えば
水島広子さんがまず思いついたので、
その中で良さそうなのないかな~と探してみたら、大ヒット!
1~2時間もあれば読めちゃう本なんですけど、イチオシできる内容でした。
人間関係を考える時、必ず押さえたい、大事なポイント
ところで、上に挙げたような人間関係の悩みは、実は、
カウンセリングの場でも よく聞かれる内容です。
そのようなクライアントさんたちに、私が必ず伝える大事な概念 があります。
また、私はこれまでに、
「人間関係スキルアップ講座」とか
「コミュニケーション研修」などを担当してきましたが、
その中でも、この概念については、必ず触れます。
そのくらい、この概念は 人間関係を考える時に 必ず押さえておきたいポイントなのです。
その概念とは、
「バウンダリー」
(境界/他者との区別感覚)です。
水島広子さんの この本は、
その「バウンダリー」について、
言葉こそ出していませんが、説明している本なのです。
ちなみに、2015年にも、私はこの本をコラムでご紹介したのですが、
その時に書いた文章の一部を、引用します。
私は5月より、人間関係スキルアップ講座という3回連続講座を行うのですが、
その第3回「区別・限界」でお伝えしようと思っていた内容に、かなり近い内容が書かれています。
水島さんは「領域」という言葉を使われているんですけどね。この本読んでしまえば、もう、
セミナーに来る必要ないんじゃないの・・・
いえいえ、セミナーの予習・復習用として、とても参考になると思います♪
以上、私は 水島さんの回し者でも何でもない(^^;) んですが、
このホームページを読んでくださっている方や、
クライアントさんには、ぜひ有益な情報をお伝えしたいと思っているので、
ご紹介させてもらいました。
でも私も、近い将来には、この「バウンダリー」という概念を
分かりやすく説明したオンライン動画や本などを、
自ら世に出したい! とは思っています。(^^)
その前に、ご興味ある方は、ぜひ読んでみてください。↓