本屋でたまたま見つけて、そのシンプルで奥深い内容にグイグイ引き込まれ、ついつい買ってしまった本です。
この本、おすすめです。
特に、自己否定感(なんで自分は、こうなんだろう・・・。自分なんてダメだ。こんな自分はキライだ・・・。)という気持ちでいっぱいの方には、強くおすすめしたい本です。
以下、私がアマゾンで書いた レビューの文章を引用します。
(この本いいな、と思ったものに、レビューがなかったり、少なかったりすると、ついつい書いてしまう私です・・・。 特に見返りはないのにね。(^^;) )
アマゾンに書いたレビュー
理想が高い。完璧主義。できない自分を責める。至らない自分を嫌う。
うつ状態にいる。何もかも否定的に見てしまう・・・
そんな方に、とてもオススメの本です。
私はカウンセラーとして働いていますが、多くのクライアントさんたちを見てきて、
「自己肯定感」を持てるか・持てないかは、悩みを解決できるか乗り越えられるかを決定付ける、非常に重要な部分だと実感しています。
自己愛とは違う、「自己肯定感」。
自分のいい所を見つける・・・ではない、「自己肯定感」。
それを、臨床心理士である筆者が、関西弁のやわらかい口調で、とても分かりやすく温かく、伝えてくれています。
挿絵のように入っている、山田氏の味ある版画も、とてもステキです。
1時間もかからずに読める、この本。
私も、読んでいて何度も涙が出そうになりました。
「自分を認めるとか、愛するということが分からない・・・。」
そう言っていたクライアントさんにも、おすすめしたいなと思った本でした。
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メンタルケア講座やカウンセリングなどで、たくさんの人たちに出会いますが、「この本、一度読んでもらいたいな。」「この本に書いてあることを、カウンセリングを通して、実感してもらえるようになりたいな。 そのようなカウンセリングをしたいな。」そう思えた絵本でした。
記事投稿日: 2009年10月20日