原因に覚えはないのに、愛着障害のような生きづらさ

40代 専業主婦

原因は身に覚えが無いのですが、愛着障害のような症状に生きづらさを感じていました。

カウンセリングを重ねて、生きづらさの要因を自己理解でき、自己受容につながりました。

人との距離感など、愛着障害のような症状(※)に子どもの頃から生きづらさを感じていました(※愛着障害はカウンセリング直前に知りました。)

原因が自分では分からず、家族・友人環境などにも思い当たらず、「生きづらさは自分の欠陥のせいなのだ」と自己否定していました。一方で、実生活では楽しく過ごしてもいました。

約1年半のカウンセリングを経て、

私の生きづらさは、「いつも少し不安なために、安心を得たい」ことが根本にあるのでは、と気付くことができました。その気付きが安心につながりました。

不安の原因は、思い出しませんでした。

けれどカウンセリングで話し合いや、身体の感覚に注目し感じる体験を重ねることで、記憶が無い小さい頃に不安を感じていたかもしれないと自己理解しました。

加えて、私も保護者も悪くないという納得が、私に必要な安心感につながり、「今の自分でまあ良いか」という自己受容につながりました。

カウンセリング当初は、金額も時間も多くをかけることに抵抗がありました。

けれどもカウンセリングを受け、真摯に向き合ってくださる第三者の専門家さわこさんに伴走してもらって、自己受容を出来はじめることができて本当に良かったです。

自分だけでなく、さわこさんが一緒に対話・リード・伴走してくださったからこそ、ここまで来れました。

ありがとうございました。

※四葉さわこより補足

愛着障害やトラウマ症状は、本人に「記憶がない」「そんなに大変なことは無かった」という場合でも、起きることがあります。「出来事の悲惨さ、深刻さ」でトラウマになるのではなく、「その人の神経系が、その出来事をどう受け取ったか」「どう影響を受けたか」に寄るからです。

花粉とか食物とかの刺激が、全く平気な人もいれば、人によっては甚大なアレルギー症状、時には死に至らしめることもあるのと同様です。また、左脳が発達する3歳以前の記憶は、言語化できない右脳や無意識層に記憶されており、意識では思い出せないという事情もあります。このようなケースでは、身体感覚にアプローチする方法が必要不可欠になってきます。