30代主婦女性
四葉さんと出会う前の私は、窓を開けることや、眠ること、食事をとることなど、生活のありとあらゆることが怖い状態で暮らしていました。 自覚はありませんでしたが、日常生活を送ることが困難な状態だったと思います。
その原因が親からの虐待にある、と気づいてはいました。 何年も傾聴をメインとしたカウンセリングを受けていましたが、症状が改善されないまま30歳を迎え「どうしたらいいんだろう」と絶望していたとき、偶然ソマティック・エクスペリエンシングのカウンセリングがトラウマの治療に効果が高いことを知ったのです。
それから3年間、四葉さんとふたりでこつこつと自分と向き合って、少しでも生きやすくなるように調整を続けてきました。 カウンセリングをはじめて1年目はなかなか成果が出ず焦ることもありましたが、2年目から徐々に良くなっていき、3年経ったいまでは誰とでも話せるし、どこへでも出かけられるようになりました。
ふりかえってみると、子供の頃からずっと真っ暗な中を手探りで歩いているような人生だったと思います。 ですが、いまは自分の中の灯りをつけるスイッチが見つかって、急に視野が明るくなったような不思議な感覚で過ごしています。 灯りがついたおかげで周囲の人々のやさしさや、自然の美しさ、そして自分自身のありのままの姿がよく見えるようになりました。
あのとき勇気を出してカウンセリングを受けると決めて良かったと心の底から思います。 一緒に歩いてくれたのが四葉さんだったからこそ、ここまで回復できました。 本当にありがとうございました。