DARe®は、「Dynamic Attachment Re-patterning Experience®/ダイナミック・アタッチメント・リパターニング・エクスペリエンス」の略で、近年注目されている「愛着(アタッチメント)」に特化したトラウマ療法です。愛着(アタッチメント)の問題で、困難や傷つきを抱えている人に、修正体験を通して、癒しを促していきます。

ところで、愛着(アタッチメント)とは、何でしょうか。
誤解をされやすい言葉・概念なのですが、信田さよ子さんの以下記事の説明が秀逸と思い、引用します。信田さよ子さんは、アダルトチルドレンなどの著書で有名な、私も尊敬している臨床心理士さんです。(ちなみに、この記事自体もおすすめです)

◆引用元◆
子どもの成長に影響するのは「愛情」よりも「安心感」だった。~世代間連鎖を防ぐ子育て論〈15〉~

「アタッチメント」はイギリスの児童精神医学者であるジョン・ボウルビィが提唱したもので、日本語では「愛着」と訳されます。(…中略…)「子どもの成長は人生早期の母子関係に深く影響を受ける」ことを理論化したのです。子どもが母親的存在から引き離されることを「母性剥奪」と名付け、多大な子どもへの影響を指摘しました。

ボウルビィの理論は、3歳までの子どもは母親がそばにいて育てるべきであるという「3歳児神話」、母親がすべてを犠牲にしてでも育児に専念しなければ子どもに影響が出るという「母性神話」の強化に利用されたことで、批判の対象とされました。

ところが、子どもの虐待が現実的な問題として浮上し、被虐待児のケアが重要な課題となるにつれ、再びアタッチメント理論が注目されるようになったのです。

アタッチメントは、「子どもが不安を感じたときに、養育者にくっつくことで安全と安心感を回復するシステムである」と定義されます。

これをよく読むと、アタッチメントは「愛情」を表しているのではなく、むしろ危機的場面を切り抜けるために必要な「安心感」を表していることがわかります。

つまり、アタッチメントは「親から子どもに与えるもの」(愛情)ではなく、「子どもの側が親に求めるもの」(安心感)なのです。

子どもの側の能動性が前提になっていることが重要です。この言葉は、しばしば親から子への愛情として誤解されますが、そうではないことを強調したいと思います。

「アタッチメントが適切に発達する」ということは、子どもが出会う多くの困難や苦痛に対して、最終的に安心できる、つまり人生のよりどころとしてのイメージを持てることを表しています。

※太字は私の方で加工。

上のような愛着・アタッチメントについて、適切にケアしてもらえなかった。養育環境により、発達させることができなかった。不器用な形で対応していくしかなかった。そのような方たちに対応するのが、このDARe®療法なのです。

・・・現在、執筆途中・・・

2017年~2018年に、日本で初めて DARe®療法のプラクティショナー養成トレーニングが開催されました。私も含め、SE™療法を学んだ多くの仲間たちがこれを受講し、無事「認定プラクティショナー」となりました。このトレーニング内容や、トレーニングを卒業した認定プラクティショナーのリストについては、DARe®Japanの公式サイトで紹介されています。ご興味ある方は ぜひご覧ください。

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